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両面枚葉印刷機での最大の課題が、印刷直後の印刷面が圧胴と接触する事により、インキが圧胴に付着堆積し、それが紙に逆転写されて紙面の汚れ・ダブリの発生となる。又、ベタ部の白抜けによるインキの着肉不良等の印刷品質障害が出るという事です。
セラミックス圧胴ジャケットは、これらの障害を見事に解決した画期的な商品です。小ロット高級印刷での生産性向上に、今や両面枚葉印刷機が脚光を浴びていますが、セラミックスジャケットは、これを実現するための柱になっております。
複合皮膜断面模式図
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特許取得済
新日鐵開発品
圧胴部分装着例
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■特徴
1,インキが付着しにくく、印刷品質を損なわない。 |
- セラミックスの凹凸面による点接触効果と、特殊な離型剤による離型効果で強力な粘着テープもほとんど付着しないという付着防止効果がえられる。
- インキ等の付着物は、点接触効果を応用した従来品では、凹部が落ちにくく堆積してくるが、本製品は凹部のインキ離型効果が高く、非常に落ち易い為堆積しにくい。
- 印刷物の汚れ、ベタ印刷部の白抜けが少なく、片面カラー印刷と同等の高品質印刷が可能です。
- 特別な両面印刷機用インキを使用しなくても印刷できる。又、今まで両面印刷には不向きであった水無平版印刷も行える。
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2,洗浄作業が激減し、作業負荷が軽減できる。 |
- 従来の圧胴洗浄は、2〜3,000枚毎又は,版替え毎に行っていたが、終業時に1回/日の洗浄で済む。
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3,耐磨耗性に優れ、従来品より長持ちする。 |
- セラミックスとの複合皮膜にすることにより、紙との接触面はセラミックスの凸部のみであり、凹部の離型剤はほとんど磨耗しない。
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■製品規格
各メーカー・機種により、製品板厚・寸法・取付構造が異なりますので、各印刷機メーカーへお問い合せ下さい。 |
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